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ほぼ日刊ルルキャス新聞

救われた

2011.03.17 Thu 14:38

この大地震により我が浦安も相当なダメージを受けた
被災地にも認定され、未だ断水が続き、今日は停電にもなった
当たり前と思っていたものが、まったく当たり前ではない奇蹟
人間は失って初めて気付くことがあまりにも多すぎる

だからこそ、中ちゃん、ルルキャスがいて、暖かい家があり…
なによりも自分が生きている、ということに感謝をしなければと思う

とはいえ、人間の心は複雑だ

あたしはしばらく前向きになれなかった
自分が通っているヒーリングクラスの掲示板に列挙されている
前向きなコメントが余りにも自分の心情とギャップがあり過ぎて
みることすらきつかった

それはなぜか?

自分が被災者で被害者ぶっていたから?
去年を通して学んできた奇蹟のコースの教えが自分の中で
全く根付いていないと感じたことがショックだったから?
人は愛を見ていくことを決めたのに、自分は不安や恐怖ばかり見ているから?

答えは全てイエスでありノーだ

自分のあまりの不甲斐なさに悲しさと怒りとがごちゃまぜだったとき、
仲間のひとりがこんなことを言ってくれた

『わたしも同じだったよ』と

『意味なく落ち込んでいる自分に罪悪感があったけど、
前向きにいるだけが貢献じゃないってことを教えてもらったが気がする
被災して辛い人けど落ち込んでいる場合じゃない人や
実は怖いけど無理して頑張っている人たちの感情の影を背負ってくれたんだね』と

本当のところはわからない
影だったのかも知れないし、ただ単にあたしのエゴだったのかも知れない

それでもあたしはこの言葉に救われた

そして、弱音を吐き合える仲間がいることに救われた

人はどんな形であれ、絆(つながり)を求めて生きているという
励まし合うのも絆だし、傷つけ合うのも絆
ならば、殺伐としたものよりあたたかい絆を選びたい

大切な人たちとのつながりを、改めて実感させてくれたこの出来事に感謝を
そして仲間に感謝

もしも、あたしがそうだったように、不安や恐怖で前向きになれない人は
決して自分を責めたりしないでください
自分の感情に無理をさせないで
悲観ではない、悲しみを引き受けてくれる人も必要だと思うから


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